早期の予算成立、執行に期待示す 小沢幹事長

2010年01月13日 11:00

 小沢一郎民主党幹事長は12日午後5時過ぎからの記者会見で、記者から「民主党が政権をとったら生活が楽になるのかと思ったら、まだ、その実感が全然ありません。また、鳩山首相がマニフェストをきちっと実行してくれるのかと思ったら、優柔不断で、発言もころころ変わる。小沢さんに操られているのではないか、との声も聞かれますが、小沢さんがいっそのこと、首相になったほうが分かりやすいし、早く実行できるのではないか。首相になる考えはないか」と聞かれ、「毎日(マスコミのみなさんから)批判を受けている身ですから、総理になる気はありません」とかわしながらも、「(日本のみなさん)性急に結果を求めすぎている」とし、鳩山内閣の下で「新年度予算が成立し、執行されれば、政権交代での暮らし向きに対する影響が実感できるようになるだろう」と「早期の予算成立、予算執行」に期待を示した。

 小沢民主党幹事長は「新年度予算にはものすごく画期的なものがいっぱい含まれている。だから、早く予算を通して、予算執行できれば(国民のみなさんに)ああ、民主党政権というのは、こういうことなのだ、と実感を持っていただけるものと願っておりますし、実感を持っていただけると信じている」と語った。
(編集担当:福角忠夫)