三菱電機、新販売管理システム「酒 Do 楽 2010」を発売

2010年01月12日 11:00

 三菱電機 <6503> は、一般酒販店の販売業務を支援する”Mr.お酒屋さん”シリーズ「酒Do楽(さけどうらく)」の新製品として、機能強化と低価格化を両立した酒類小売業向け販売管理システム「酒Do楽(さけどうらく)2010」を2010年1月12日から発売する。

 酒類販売業では、一般的な販売管理業務のほかに、酒税報告書をはじめとした業界特有の酒税関連帳票の作成が必要。同社は過去25年間にわたって酒類販売業向け販売管理システムに取り組んでおり、酒類卸売業から業務用酒販店、酒類小売店まで、累計で18,000式以上の導入実績があったという。特に03年12月から発売している「酒Do楽」は、酒類小売業に必要とされる機能をパッケージとしてまとめ、年中無休のコールサポートまでオールインワンに提供する点が好評を得ている。

 しかし一方、酒類販売業界は規制緩和により競争が激化。昨今の経済情勢の悪化もあり、営業支援機能の拡充と費用対効果の向上が求められている。同社は今回、営業支援機能をさらに強化するとともに、販売価格を低減した酒類小売業向け販売管理システムの新製品を発売することで、これらの市場ニーズに応えていく方針だ。

 なお、製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社が担当するという。
(編集担当:宮園奈美)