シャープ <6753> は18日、照明用LEDデバイス2タイプ9モデルを量産生産し、発売することを発表した。
最近のLED照明へのニーズが高まる中、同社は、面発光照明に適した「表面実装タイプ」と、スポットライトや電球型ランプに適した「銭形タイプ」の照明用LEDデバイス2タイプ9モデルを開発。「表面実装タイプ」は、LED AQUOSのバックライトにも採用されている独自の二重封止構造により、光の取出効率を向上させることに成功。また、「銭形タイプ」は、従来機種に比べ、約1/2に小型化を実現し、照明器具への組み込みがしやすくなった。
LED開発の実績とLEDデバイスの特長を活かすモジュール技術を持つ同社は、照明用LEDデバイス単体の販売に加え、今後はLED照明の関連部品のモジュール化を進め、LED照明のシステムソリューションを提供していく方針だ。
(編集担当:北尾準)