パナホーム、オールLED照明採用のモデルハウスを新宿に開設

2009年11月04日 11:00

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オールLED照明を採用したパナホーム新宿展示場。向かって右側が親世帯棟、左側が子世帯棟。

 パナホーム <1924> は、オールLED照明を採用したモデルハウスを、東京都新宿住宅展示場内(東京都新宿区西新宿4-36)にオープンした。同モデルハウスには、全110台のパナソニック電工 <6991> 製LED照明が採用されている。

 同モデルハウスは二世帯住宅となっており、親世帯棟と子世帯棟の2棟で構成。親世帯棟では、照明器具のすべてがLED照明(74台)となっており、子世帯棟では、LED照明(25台)と最新の蛍光灯(45台)の組み合わせにより、最適エコ仕様のあかりを体感できる。さらに、建物の外構にもLED照明(11台)を採用している。

 子世帯棟の3階には、LED照明と白熱灯を同じ場所で比較体験できる空間を設置し、あかりの経済性やCO2排出量の違いについて学ぶことができる。また、子世帯棟の2階では、照明の組み合わせにより、生活シーンに合わせた快適なあかり演出する「シンフォニーライティング」も体験できる。

 今回採用の照明器具と、従来の白熱灯や直管蛍光灯を同モデルハウスで常時点灯させた場合で比較すると、親世帯(オールLED照明)で年間電気代約40,883円の削減、子世帯(蛍光灯&LED照明)で年間電気代約24,363円の削減を実現している。

 快適性と省エネ性を両立するLEDの照明プランを、実際の空間で体験できるモデルハウスは業界でもまだ珍しく先進的な取組み。両社は、今後、さらに住宅分野でのLED照明普及のために、積極的に連携を図り取り組んでいきたいとしている。

 なお、同モデルハウスでは、11月29日(日)までの土・日・祝・夜間17時~20時、パナホームおよびパナソニック電工の説明員が、あかりの演出や照明器具の特長等について説明する「未来のあかり体感フェア」を開催している。