2010年モデルのモトクロッサー「YZ250F」が登場

2009年07月24日 11:00

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ヤマハ発動機が、新しいモトクロッサーの基準を提唱する2010年モデル「YZ250F」。コンパクトで軽快なイメージの新デザインを採用し、樹脂パーツが少なく軽量感を印象づけるこのスタイルは、水平基調のラインを形成している。

 ヤマハ発動機 <7272> は22日、4ストロークモトクロッサー「YZ250F」を2010年のシーズン向けに2009年9月10日(ホワイトエディションは12月10日)より発売すると発表した。

 「YZ250F」はコンパクトで高性能な水冷4ストローク250ccエンジンを新設計アルミ製フレームに搭載。従来モデルからの特徴である高次元の”クイックターン・パフォーマンス”を継承しつつ、新たに「意のままに操れるマシン」を開発キーワードに掲げ、エンジン性能に磨きがかけられた。また同時に新フレームである”バイラテラルビームフレーム”も採用。高い戦闘力を持つ4ストロークモトクロッサーに仕上がっている。

 主な特徴は卓越したコーナリング性能に貢献する専用設計フレームや、低中速の特性を向上させる5バルブエンジン。また、外装品の表面積が少なく軽量感を印象づけるとともに所有感を高める新スタイルなどが揚げられる。

 ボディカラーはヤマハレーシングの象徴であるブルー(ディープパープリッシュブルーソリッドE)に加え、鮮やかなレッドをプラス。さらに2009年12月10日発売予定であるスタイリッシュなイメージのホワイトエディション(パープリッシュホワイトソリッド1)も受注期間限定にて設定している。

 なお、YZシリーズは、国内の「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて年間500台販売する計画だ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:宮園奈美)