協和発酵キリンは8月から医薬情報担当者の営業車をハイブリッドカーに切り替える。2014年までに1000台をハイブリッドカーにする。同社は2008年に医薬情報担当者の営業車を低排出ガス認定車に切り替えたばかり。一層のCO2削減への企業の姿勢を示している。
低排出ガス認定車のカローラアクシオからプリウスEXに切り替えた場合、CO2排出量の削減量は年間1723tとなり、50年生の杉によるCO2吸収量に換算すると12万3000本に相当するという。
同社は地球温暖化防止と省資源・ゼロエミッションを目的に、エコプロジェクトで工場の省エネルギーや燃料転換、廃棄物のリサイクルを進めており、富士工場に太陽光発電装置を導入し、昨年から運転している。また、事務所の省電力やコピー用紙の削減、森林保全活動などに取り組んでいる。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)