パイオニアが北米市販市場に向けて新たに導入したインダッシュ型カーナビゲーション「AVICーU310BT」。新規自社開発ナビゲーション地図データベース・フォーマット(L-FORMAT)や革新的なユーザーインターフェースを搭載している。
パイオニア <6773> は、2009年6月より、北米・欧州・ロシア・オーストラリア市販市場向けに、インダッシュ型カーナビゲーションのラインナップを強化している。
新ラインナップは、新規自社開発ナビゲーション地図データベース・フォーマット(LーFORMAT)を搭載するインダッシュ型メモリーナビゲーション「AVICーU310BT」「AVICーF310BT」「AVICーZ110BT」「AVICーF10BT」。いずれも地図データ銘柄メディアとして2GBの内蔵フラッシュメモリーを採用。また革新的なユーザーインターフェースの搭載により、タッチパネル上のメインメニューに自由にショートカットをレイアウトすることが可能で、AV機能やアプリケーションに簡単にアクセスできるようになっている。
さらに、「FEEDS PCアプリケーション」を使ったWEB連携機能の拡充。注目スポットや最新スポットなどの位置情報をナビゲーションで使えるのはもちろん、走行履歴データや給油情報、CO2排出量、燃費トレンド分析、ドライブ診断レポートなども表示し、ユーザーのエコドライブを支援する。
最近、海外市販カーナビゲーション市場は、ポータブル・ナビゲーションの急速な普及なども作用して、低価格化に拍車がかかっている。2007年に普及型の多機能インダッシュ型ナビゲーションを導入して市場をリードしてきた同社は、今回、最新機能を搭載した新商品のラインナップを強化したことで、さらに積極的にグローバル展開を進め、本格的な普及拡大を目指している。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:北尾準)