スポーティー、低振動、快適なスクーター

2009年06月30日 11:00

 Hondaは水冷・4ストローク・4バルブ・単気筒エンジン248ccの軽二輪スクーター「フェイズ」を7月10日、市場に出す。

 フェイズは市街地から郊外まで俊敏に走行できるスポーティーなスクーターを目指して開発された。エンジンはACGの出力を見直すことでフリクションを低減。マフラー内部の構造を変更し、排気ガスの抵抗を少なくすることにより、フォルツァに比べ1kW高い17kWの最高出力を実現。また、「騒音低減のためのメタルクランク軸受けなどクリーンな環境性能と低振動なエンジンを実現した」としている。

 車体は軽量なフレームを開発。車両重量も180kgとフォルツァXに比べ16kg軽い。シート下には小物を収容する容量50Lのラゲージボックスや左右のフロントインナーボックスの容量はそれぞれ3Lでペットボトルなどの小物の収納に便利。そのほかライダー側とパッセンジャー側の段差を少なくしたシート設計などの特長がある。

 車体の色はグリントウェーブブルーメタリック、高級感のあるパールサンビームホワイト、グラファイトブラックの3色。ABSタイプは、パールサンビームホワイト1色。

 メーカー希望小売価格フェイズ57万7500円、フェイズABS63万円(税込)。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)