電気代やCO2排出量 白熱電球に比べ10分の1

2009年06月19日 11:00

 アイリスオーヤマは白熱電球に比べ電気代やCO2排出量が10分の1の省エネLED電球「ECOLUX(エコルクス)」を8月5日、全国のホームセンターや家電量販店等から市場に出す。

 エコルクスは(1)白熱電球60Wと同等の明るさのエコルクスを利用した場合、消費電力は6Wと白熱電球の10分の1。電気代に換算した場合、白熱電球4810円、エコルクス約480円の電気代で済む。CO2排出量も白熱電球に比べて年間10分の1まで削減できる地球環境や人に優しい製品。(2)寿命は4万時間と白熱電球の約40倍。電球を交換する手間も軽減できる。(3)蛍光灯電球に比べスイッチを付けてからの点灯が早く、すぐに明るくなる。玄関やトイレなどにも。(4)これまで多くの家庭で使われているE26口金3(直径26mm)のタイプに合わせているため、照明器具を替えることなく使える、などの特長がある。

 光色は電球色相当、白色相当の2タイプ。明るさは40W相当(消費電力3.5W)、60W相当(消費電力6W)。店頭参考価格3980円から。

 同社によると「LED電球に注目が集まっているが、一般家庭への浸透度は低いことから、家庭の照明器具を変えなくても使える商品の開発を行った」と話し、今後も「低消費電力」「長寿命」「水銀レス」の地球に優しいLED電球のラインナップを増やしたい、としている。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南たみえ)