またしても大臣辞任か。暴力団関係者との関係や外国人経営の事業所から自らの政治資金管理団体が献金を受けていた問題に加え、１８日の参議院決算委員会に公務を理由に欠席し、野党から国会軽視と批判が相次ぐなど、大臣としての資質を問われていた田中慶秋法務大臣が１９日、大臣を辞す意向を固めたもよう。
参議院自民党政審会長の山本一太議員は「田中法相が体調不良のため、都内の病院に入院したそうだ」とし「昨日の参院決算委員会欠席の時も、今日の行政監視委員会に来れないと言って来た時も体調不良などという説明はなかった。田中法相が辞任の意向というニュース速報が流れた。民主党政権の３年間で誕生した総理、大臣（離党者を含める）は確か６８人。日本の政治史においても閣僚の価値がこれほど下がったことはないと思う」と政治状況を嘆いた。（編集担当：森高龍二）
