スズキ(7269)一部改良した軽自動車「セルボ」を発売

2009年05月21日 11:00

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スズキは、人気の軽自動車「セルボ」を一部改良して5月20日より発売。DOHC VVTエンジン(NAエンジン)の効率を高めるなどで燃費を改善し、「環境対応車普及促進税制」に適合させた。(写真はGリミテッド

 スズキ <7269> は、日常での使いやすさや利便性、走りの快適性などの理由から好評を得ている軽乗用車「セルボ」シリーズを一部改良して、5月20日より発売する。

 今回の一部改良では、DOHC VVTエンジン(NAエンジン)搭載車は、NAエンジンの効率を高め、リーター21.5キロメートルからリッター22.0キロメートルへとの燃費を改善。また、2WD車においては「平成22年度燃費基準+15%」を達成することで、「環境対応車普及促進税制」に適合させた。これにより、購入時の自動車取得税、自動車重量税が50%減免されることになる。CVT(自動無段階変速機)を搭載した「SR」グレードの2WD・4WD車も、直噴(DI)ターボエンジンとCVTの組み合わせにより、軽ターボ車で唯一「環境対応車普及促進税制」の適合車となった。

 さらに、「G」・「Gリミテッド」グレードのフロントバンパーやフロントグリルはデザインが変更され、「TX」グレードにはフロントエアロバンパーを採用。水色(ブリーズブルーメタリック)、淡いピンク(ブルームピンクメタリック)、濃銀(ルナグレーパールメタリック)の車体色を新たに採用し、「セルボ」シリーズで全7色の設定となった。また、シート表皮やステアリングホイールの意匠も変更、USB接続ユニットに対応したCDプレーヤーを採用し、オーディオガーニッシュにシルバー塗装を施し高級感を演出するなど、内外装ともに質感を向上させている。

 税込車両価格は、NAエンジンを搭載した「G」は2WD/995,400円・4WD/1,149,750円、「Gリミテッド」の2WD/1,110,900円・4WD/1,265,250円、DOHCターボエンジン搭載車の「TX」は2WD/1,310,400円・4WD/1,438,500円、CVTとDOHC直噴ターボエンジンを搭載した「SR」は2WD/1,417,500円・4WD/1,545,600円となっている。同社では、年間販売目標台数を「セルボ」全体で12000台に設定している。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:北尾準)