ホンダ <7267> は、簡易型四輪ドライビングシミュレーター向け安全運転教育用ソフト「HONDAセーフティナビ」を5月20日から発売した。
「HONDAセーフティナビ」とは、パソコンを使用し、市販のステアリングなどと組み合わせることで、簡易型シミュレーターとして手軽に使用できる安全教育用ソフト。2001年より自動車教習所などで販売している「四輪ドライビングシミュレーター」でのノウハウを活かし、ユーザーが運転のポイントをより理解しやすいように改良された。
このソフトの特長は、燃費の良い運転方法を理解しながらエコドライブのポイントを学べる「エコドラ」と、雪道や夜間・雨天時などさまざまな道路状況で想定される危険を踏まえた安全運転のポイントを学べる「SDコーチャー」の二種類で構成されていること。エコドライブを学べるシミュレーター向けソフトウェアは、同社として初めて試みとなる。
ドライバーが楽しみながら運転の体験学習できる新ソフトは、小スペースでも気軽に使用でき、画面と音声に従うだけで、指導者がいなくても学習することを可能にした。同社では、この安全運転教育のための新ツールを低価格で提供することで、教習所をはじめ、四輪販売店や官公庁、通勤・業務で車を使用する企業などへの幅広い普及を目指す。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:北尾準)