OTC初 チキジウム臭化物配合の鎮痛胃腸薬

2009年04月22日 11:00

 大正製薬は、消化器系疾患の治療薬「チキジウム臭化物」をOTC医薬品で初めて配合したスイッチOTCの鎮痛胃腸薬「ストパン」(第1類医薬品)を販売している。

 同社の調査によると、胃腸薬を服用する時の胃痛症状で最も多かった痛みは「キリキリした痛み」(回答した人の56.2%)だった。突然のキリキリとした痛みは、ストレスなどによる胃腸の異常な収縮によって起こる。配合されている「チキジウム臭化物」は、胃腸の異常な収縮を抑制することで、突然の胃痛・腹痛に効果を発揮する。

 効能は胃痛、腹痛、さしこみ(腹部疝痛)。服用は1回1カプセル。5時間以上あけて服用。1日3回まで。15歳未満服用禁止。10カプセル入り1380円(税込)。