東芝エレベーターは改正建築基準法施行令に対応するエレベーターの新安全装置が体験できるエレベーターの実機シミュレーションを業界で初めて製作キャラバンカーに搭載した。4月から全国のマンションや集合住宅等を訪問している。
改正建築基準法に対応したエレベーター新安全装置が体験できるキャラバンカーは、4トントラックを特殊改造したもので、制御装置などに不具合が発生した場合にエレベーターの扉が開いたまま動かないようにする戸開走行保護装置や、地震が発生した際にエレベーターを最寄りの階に停止させ、乗客を降ろす地震時等管制運転装置、制動装置二重化が搭載されている。
同社は「キャラバンカーの出動要請があれば、いつでも、どこでもお伺いします。ただしキャラバンカーを駐車する会場の確保と住民・近隣への告知をお願いします」と話している。