出会い系サイト関係事件検挙の3割 児童買春

2009年03月03日 11:00

 警察庁は平成20年中に検挙した「いわゆる出会い系サイトに関係した事件」の状況をまとめ、公表した。総検挙件数は前年より161件減少したものの、1592件と1ケ月平均で132件にのぼった。また、総検挙数の3割が児童買春で占められた。

 それによると、1592件のうち、児童買春が531件、児童ポルノが70件と児童買春・児童ポルノ法の違反が601件と最も多く、検挙全体の37・8%を占めたほか、殺人事件(2件)や強盗(20件)、強姦(24件)、略取誘拐(1件)、強制わいせつ(1件)といった重犯罪も54件発生していた。

 また、出会い系サイトを利用して犯罪被害にあった児童は前年に比べ376人減っていたものの、724人と1ケ月平均で60人が被害にあっていた。724人のうち、714人(全体の98・6%)までは出会い系サイトへのアクセス手段に携帯電話を使用していたこともわかった。

 警察庁では改正出会い系サイト規制法の適正な運用を推進するとともに、関係省庁等と連携したフィルタリングの普及啓発活動の強化、禁止誘引行為の早期発見、検挙及び削除、児童の利用防止に関する広報啓発活動を推進することにしている。