小沢一郎民主党代表は国民の信を問わずに麻生内閣が現況の政権運営を行えば「誰が見ても、このままズルズルいったら日本は本当に大変なことになってしまう」と衆議院の早期解散、総選挙の必要を強調。「国民の判断を仰いで、その国民の支持を得た政権が、思い切った政策を実現することが今こそ必要だと思う」と持論を展開した。
小沢氏は麻生内閣の支持率が20%前半にまで急落している状況について「国民に対する約束であるはずの肝心な経済対策、景気対策が現実には何も出てこないことに対する国民の怒り、不信感が数字に表れているのではないか」と語るとともに、「麻生さんに聞いてみないとわからないけれど、客観的情勢として、『もう何もできないならお辞めになったらいいのではないか』という数字ではないか」と評した。
小沢氏は衆議院の解散、総選挙は「年明けか、そう遅くない時期にあると思う」との見方を変えていない。