イチゴ観光農園 リニューアルして開園

2009年02月06日 11:00

 山田養蜂場グループの株式会社山田みつばち農園(農業生産法人)は、イチゴの栽培と販売を行う農園を、2008年1月に、リニューアルして開園した。

 近年、食品の安全性の確保が問われるなか、株式会社山田養蜂場は、消費者に安心してもらえる農産物を提供する目的で、2008年9月に株式会社みつばち農園を設立。2年目となる今年は、農園で栽培するイチゴの種類も5種類から7種類に増加し、面積も広くなったことで、岡山県最大級のハウス面積を誇る農園が誕生した。

 同園は、イチゴ狩りという体験を通じ、自然に触れる機会を一人でも多くの人に持ってもらいたいという考えから作られた。誰でも仲良く楽しめるように通路の間隔を広く取り、プランターを低くするなどして、小さな子供でもイチゴ狩りができるよう細やかな工夫がされている。バリアフリーコーナーでは、車椅子でも摘み取りが可能。ハウス内はシートが敷かれているので、靴が汚れることもなくハイヒールでも楽しむことができる。

 また、ハウス内では透明の巣箱にいるミツバチも観察でき、生き物それぞれの役割を学ぶ機会も提供。ミツバチの受粉がもたらす恵み(イチゴ)を摘み取る醍醐味を体感することができる。

 ハウス面積は、昨年までの第1ハウス3,360㎡(84m×40m)に加え本年は、第2ハウス1,980㎡(60m×33m)でも摘み取りができるようになった。イチゴの栽培株数も昨年は20,000株、本年は32,000株と約60%もアップ。12月~2月の入園料は大人2,000円、小学生1,600円、幼児1,000円、3歳未満は無料となっている。