民主党の輿石東幹事長は１４日のＮＨＫ日曜討論で臨時国会について「今月から始まってもいいのではと思っている」と、１５日から始まる民自公３党の幹事長会談、その後の３党党首会談を経て、早ければ今月中に臨時国会を開いてもよいとの考えを示した。
輿石幹事長は「党首会談をできるだけ早く実現したいと考えている」とし、２０日までの実現をめざしたい意向も示した。
そのうえで、赤字国債を発行するための公債特例法案について「これは国民生活に直結している。最優先課題として成立させて頂きたい」と野党に強く理解を求めた。
輿石幹事長は法案が成立しなげれば「１１月には（財源が）底をつく」と危機感を示し、「何とか理解を頂き、成立させて頂きたい」と繰り返した。
また、政党助成金の交付申請を民主党として見送ったことについて「４１億円くらいだが、歳出抑制まで求めているので、与党の責任として受け取らないことにした」と語った。（編集担当：森高龍二）
