実体経済「良くなっている」と菅官房長官 

2013年06月13日 20:16

 菅義偉官房長官は13日夕の会見で、株価の急落などへの受け止めについて記者団から聞かれ「実体経済は間違いなく良くなっている」と強調。「自信を持って、今の政策を進めていきたい」と語った。

 この日の東京株式市場は全面安となり、日経平均株価の終値は前日に比べ843円94銭安の1万2445円38銭になった。米国株式市場が前日値下がりしたことなどが影響している。
 
 ただ、菅官房長官は「発表した成長戦略にむけて、3本の矢を一体として政府あげて取り組んでいくことによって、日本経済の再生につなげていきたい」とし、政府の経済政策の方向には全く変更のないことを語った。また、日銀の金融政策については「黒田総裁を全面的に信頼している」とした。

 また、株価の乱高下や円相場の乱高下をうけて、安倍晋三総理がG8で語る内容に影響はないかとの問いには、「総理は今まで、閣議決定をする成長戦略,骨太の方針などをサミットの中でしっかりと説明していくことになる」とした。(編集担当:森高龍二)