バイオマス発電でCO2削減へ 関西電力

2008年09月01日 11:00

 関西電力は、8月29日から舞鶴発電所1号機でバイオマスを利用した発電を行い、化石燃料の消費量を抑制し、CO2削減を図っている。同社によると年間約9・2万トンのCO2が削減できるという。

 具体的には、年間約6万トンのオガクズやカンナクズ等を乾燥・粉砕し、圧力を加え、直径6mmから8mm程度の円筒状に加圧成形した100%木質の固形燃料(木質ペレット)を使用し、石炭と混焼する。

 舞鶴発電所1号機は平成16年8月から運転を開始。出力90万kW。現在、2号機の建設が平成22年8月の運転をめざし進んでいる。