ミツバチからいのちの尊さ学ぶ

2008年08月29日 11:00

 山田養蜂場(ミツバチ産品の通信販売)が全国の小学校を対象に、ミツバチを教材に自然環境の大切さやいのちの尊さを子どもたちに伝えたいと出張授業することになり、希望する小学校を公募している。

 「みつばち教室」にかかる授業料や講師料、教材費用は一切無料。講師として山田養蜂場の養蜂部社員が学校に出掛け、ミツバチの生態を紹介しながら、「いのちの尊さ」や「人と自然環境のつながり」などを伝える。

 山田養蜂場では1999年から同社独自の教育支援活動の一環として、本社の置かれている岡山県内の小学校を対象にこれまで出張授業を展開してきた。

 授業では、1ケ月少々しかない寿命のミツバチが、ティースプーン1杯にも満たないはちみつを集めるために行う努力とその生涯を子どもたちに知らせることにより、急速に失われつつある「いのちの尊さ」を感じてもらうとともに、人も動物も、植物も、すべての生命体が自然の恩恵を受けて生かされているという謙虚な姿勢を学んでほしい、と話している。

 具体的には、実際にミツバチの巣箱の中を観察し、ミツバチの豊かな創造性に触れるほか、生態を学習する。また、ミツバチを通して自然と人との関係を学習する。ほかにも、ミツバチが作り出す蜜蝋(ミツロウ)を使って、環境にやさしいキャンドル作りを体験する。子どもたちには生きた教育になるだろう。

 出張授業希望の小学校は、はがき、または、FAXで、郵便番号、住所、学校名、先生かPTAの方の名前、電話番号を、〒530-0005 大阪市北区中之島3-2-4 朝日ビル9階、朝日小学生新聞「出張授業みつばち教室」事務局へ資料請求を行い申し込む。FAXの場合は06-6202-6923。出張授業の応募受付は9月19日(必着)まで。詳しくは朝日小学生新聞「出張授業みつばち教室」事務局(電話06-6202-3200)へ。主催は朝日小学生新聞。応募校の中から3校を選び、出張授業を行う。

詳細はこちら

http://beekeeper.3838.com/profile/04torikumi/activity/classroom/info.aspx