野村総合研究所 10月にモスクワ支店開設

2008年08月08日 11:00

 野村総合研究所は、モスクワでのコンサルティング事業の拠点として、10月中旬にモスクワ支店を設立する。ロシアに進出している、あるいは将来ロシアへ進出を目指す日本企業やロシア政府からのコンサルティングニーズに対応する、としている。

 同研究所によると「近年、グローバル企業のロシアへの進出が一層活発になってきており、ロシアにおける事業拡大はグローバルに事業展開を図る日本企業にとっても経営上の重要課題となってきている。すでに多くの製品・サービス分野でロシアは欧州最大の市場となっており、日本企業向けのロシア関係のコンサルティング市場も拡大を続けている」という。

 当初はロシアに精通した3名程度の陣容で業務を開始。早い時期に10名程度の体制を構築したい、としている。

 初代支店長には元独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)モスクワ・センター所長の大橋巌氏が就任の予定。