埼玉県がファミリーマートと包括的連携協定を７月１日に締結する。東日本で初めて、若者向け就職支援情報や求人情報の発信を行うなど、子どもや青少年育成の分野から環境保全、災害時対策、観光情報や振興など１４分野で相互に連携し、推進していくとしている。
具体的には、埼玉県のオリジナル商品の販売・キャンペーンのために、県産農産物のキャンペーン販売をはじめ、地産地消商品の開発・販売に取り組む。また、彩の国優良ブランド品フェアの開催、県産農産物のブランド化を推進する。
このほか、高齢者支援に関して、認知症への理解を深め、関係機関への通報などの協力を行うほか、環境保全のため、深夜電力の削減、キャンペーンへの参加などライフスタイルの見直し、カーボンオフセットの啓発への協力、不法投棄を発見した場合の情報提供、レジ袋削減とマイボトル利用促進キャンペーンを実施する。また、災害時には食糧品や日用品の調達、地域防災サポート企業・事業所への登録を実施。ほかにも、埼玉県道路公社有料道路の回数券・共通割引券の委託販売をファミリーマートが行う。
