廃棄物ゼロエミション全国生産拠点でヤマハ達成

2008年06月27日 11:00

 ヤマハは14の国内全生産拠点で廃棄物ゼロエミションを達成した。ヤマハグループでは「廃棄物の最終埋立処分量を発生量の1%以下にする」ことをゼロエミッションと定義し、2003年からヤマハで活動を始め、2005年からグループ企業にも拡大し推進してきた。今回、書類等の確認作業が終了し、当初の目標どおり2008年3月末で、国内全生産拠点でゼロエミッションを達成した。

 国内のヤマハグループ全生産拠点での廃棄物の最終埋立処分量の発生量に占める割合は、活動開始前(2002年度)では14・7%だったが、2007年度には0・06%と大幅に減少していた。

 同社では、廃棄物の処理発生時に徹底した分別を実施したこと。廃棄物業者への処理委託はグループ全体で計画的に行い、現地確認を実施したこと。全ての廃棄物情報を一元管理できるシステムを導入し、廃棄物の適正処分についての管理を徹底した結果、としている。