美しく、安全で、いきいきした海岸を目指して、を推進標語に７月１日から平成２０年度海岸愛護月間がスタートする。
国民共有の財産である海岸を貴重な生活空間として、良好な状態に保つため、海岸の有する重要な役割について、国民に理解や関心を持ってもらうとともに、安全な利用、管理への運動を盛り上げていこうと国土交通省をはじめ、都道府県、市町村が主催して、各種の行事を実施するもの。期間は７月３１日まで。
北海道小樽市の小樽市銭函海岸では、北海道が主催して、期間中の７月２５日に海岸漂着ゴミの清掃や利用客らに愛護グッズを配り、ゴミの持ち帰りなどをアピールする。
静岡県富士市富士海岸（田子の浦港）では地元の各種団体が実行委員会を立ち上げ、７月２０日に「みなと祭り」を開催。模擬店をはじめ、ステージイベント、打ち上げ花火などで集客するとともに、海岸事業ＰＲパネルの展示や海に関するアンケートをとることにしている。
また、社団法人全国海岸協会は国土交通省の後援を得て、海岸愛護写真コンクールを実施する。
