松下GのCO2排出量目標06年比11万トン減

2008年06月26日 11:00

 松下グループは2008年度の二酸化炭素・CO2排出量目標を387万トンに設定し、CO2排出量削減に取り組む。同社ではCO2排出量を2009年度までにグローバルの総量で2006年度に比べ30万トン削減することを目標に取り組んでおり、2008年度は2006年度に比べ11万トンとした、としている。

 同社は4月に「全社CO2削減推進委員会」を立ち上げ、測定機器を導入、「CO2排出量削減の見える化」を図る「メタゲジ」施策を中心に、全工場が取り組むべき33項目の「省エネアイテム33」や、全社の具体的な削減策1000件以上をデータベースに蓄積するなどの取組を行っている。

 2007年10月に「エコアイディア宣言」を行い、全ての事業活動で環境負荷を削減することを進めてきた。また、2007年度のグローバル排出量実績は397万トンで、2006年度(398万トン)に比べ総排出量で約1万トンを削減。国内削減実績としては「1990年度比でCO2排出量実質生産高原単位40%削減」となっている。