メタボへの関心 男女ともにアップ

2008年06月17日 11:00

 厚生労働省が2006年5月に、40歳から74歳男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(以下メタボ)かその予備群に当てはまるという調査結果(平成18年国民健康・栄養調査、該当人数は約1960万人)を発表して以来、関心が高まっているメタボ。小林製薬がインターネットを通じ、2005年、2006年、2007年にメタボリックシンドロームについて調査した結果(20代から50代の男女各125人、計1000人)、メタボへの関心は男女とも年々増加しており、特に女性は05年には69%だった関心が07年には73%まで上昇していた。

 また、メタボ関連情報やモノへの期待も女性が高かった。特に家庭で簡単に測定できるメタボ測定器への期待は男性37%に対し、女性は52%。身長・体重別のメタボ診断基準も男性の42%に対して、52%あった。

 メタボ改善システムを活用したいと回答したのも男性69%、女性78%と男女とも積極的に活用しようとする意思が高かったが、女性の方が9ポイント高い。

 メタボ診断基準に当てはまる・予備軍は05年に比べ、男性は28%から24%に減少したが、逆に女性は8%から9%に増えた。また「メタボに該当すると思う」は女性14%から20%に増加、男性も28%から34%に増加していた。