外務省のインドでの対日世論調査(有識者層対象)でインドにとって日本は米国、ロシアに次いで3番目に重要な国に位置付けられていることがわかった。また、80%の回答者が日本とインドの関係について「非常に良好」または「良好」としたほか、日本企業のインド進出に回答者の95%が歓迎すると答えていた。
調査はインドの11都市の有識者1711人と5都市の一般層501人を対象に個別面談で、今年2月16日から3月17日までの間に実施した。
このうち、有識者層を対象とした調査結果では、日本との関係について非常に良好、または良好との回答が80%と前回調査(2009年)より4ポイント増えた。また、重要なパートナーでは42%で米国が1位、ロシアが26%で続き、3位に日本が17%を得て入った。
日本のイメージでは「先進技術を有する国」が一番多く、次いで「平和を愛する国」「経済力のある国」と続いた。日本人に対するイメージでは「勤勉」「親しみ易い」「能率的な経営慣行」が上位だった。
また、日本の国際貢献については71%が経済力に相応しい役割を果たしているとし、日本のインドに対する経済協力に75%が役立っていると回答していた。(編集担当:森高龍二)