地元要請を受け、大阪国際空港第1回意見交換会

2008年05月20日 11:00

 兵庫県伊丹市にある大阪国際空港(大阪伊丹空港)の今後の運用や周辺整備に関する国と地元自治体との第1回意見交換会が5月21日、同空港事務所で午前10時半から開かれる。

 大阪国際空港については施設整備費用の地元負担が3分の1になる空港格下げの一方で、空港運用のあり方についての検討や大阪空港周辺で住宅の防音工事などの助成対象となる騒音対策区域見直しなど、空港をめぐる課題が多いことから、地元自治体から国に対し、協議する場を設けるよう要請がなされ、国もこれに了承していた。国では「今後も年に2回程度意見交換会を開催していく」としている。

 あすの意見交換会には室谷正裕国土交通省航空局飛行場部長を座長に、小河保之大阪府副知事、五百蔵俊彦兵庫県副知事と大阪国際空港周辺都市対策協議会役員5市(伊丹市、豊中市、川西市、池田市、宝塚市)の市長がメンバーとして出席する予定。

 意見交換会は非公開で行われ、後日に国土交通省航空局がホームページ上で、内容を公開する。