預金1千万円以上の顧客を会員に倶楽部設立

2008年05月12日 11:00

 千葉銀行が預金や投資信託、保険、公共債などの合計額で1000万円以上を同行に預けている顧客を対象に外貨預金の金利優遇や電話健康相談から旅行宿泊で便宜サービスなどを行う「ちばぎん夢倶楽部」を発足させる。サービスは9月開始を予定している。

 富裕層の囲い込みを図り、顧客との距離をより近くにしようとするもので、同行では「当行とお取引いただくメリットを感じていただけるよう、年会費無料かつ申込手続き不要で、提供サービスについても、幅広いお客さまのご要望にお応えするため、資産運用に関連する各種金利や手数料の優遇といった金融サービスに加え、お客さまの興味・関心の高い健康・医療、旅行・宿泊及び地域貢献等に係る非金融サービスも提供して行く予定」としている。

 具体的には外貨預金の金利優遇や投資信託の販売手数料の優遇、保健同人社を通して電話健康相談や専門医の紹介、リラックス・コミュニケーションズなどを活用しての旅行ツアー料金の割引、ホテル宿泊料金の割引、県内観光地でのイベントの開催などを予定しているという。