今春小学校に入学の1年生男子が将来、就きたい職業のトップはスポーツ選手(30・2%)、一方、親が就かせたい職業のトップは公務員(19・9%)。また女子のなりたい職業のトップはパン、ケーキ、お菓子屋さん(30・9%)、一方、就かせたい職業のトップは看護師(14・4%)だった。
調査はクラレが新入学に備え、クラリーノランドセルを購入した人を対象に、ハガキでアンケートを実施。3月6日までに届いた中から4000通(男女各2000人の親子、計8000人)を集計した。
それによると、男子が将来、就きたい職業のトップは3年連続でスポーツ選手(603人)、次いで消防士(135人)、運転手・運転士(134人)、刑事を含む警察官(115人)、大工・左官などの職人(99人)、パン、ケーキ、お菓子屋さん(91人)、パイロット(79人)と続いた。
これに対して親が就いてほしい職業は3年連続して、地方を含む公務員が397人でトップ、次いでスポーツ選手(334人)、医師(195人)、会社員(170人)、消防士(89人)、パイロット(84人)、大工、左官などの職人(73人)と、昨年の調査と同じく公務員がトップを占め、その割合も1・6%(366人から397人に)アップした。
また、女子の就きたい職業のトップも3年連続でパン、ケーキ、お菓子屋さん(618人)。次いで花屋(255人)、芸能人・タレント・歌手・モデル(137人)、看護師(127人)、幼稚園を含む教員(113人)、保育士(86人)、医師(73人)と続いた。
一方、親が就いてほしい職業のトップは看護師(288人)で、こちらも3年連続のトップ。次いで地方を含む公務員(171人)、保育士(161人)、幼稚園を含む教員(156人)、医師(153人)、薬剤師(131人)、会社員(97人)と続いたが、昨年、221人の親が望んだ幼稚園を含む教員は156人と3・3%減少し、公務員が昨年の142人から171人と1・5%増えた。