厚生労働省は平成18年薬事工業生産動態統計年報をまとめた。生産額は6兆4380億8200万円と前年比0・7%の伸びにとどまった。
内訳をみると、医療用医薬品が5兆8035億8100万円(前年比伸び1・1%)、その他の医薬品が6345億100万円(同マイナス2・3%)、一般用医薬品が5992億5900万円(同マイナス2・0%)、配置用家庭薬が352億4300万円(同マイナス7・1%)と、医療用が医薬品生産全体の90・1%を占め、一般用医薬品は9・3%、配置用家庭薬は0・5%になった。
一般用医薬品と配置用家庭薬、その他の医薬品は平成10年以来、連続して前の年の生産額を割り込んでいる。