外国人登録者200万人超え、共生へ警察政策フォーラム 3月11日 傍聴受付中

2008年03月06日 11:00

 警察庁は3月11日午後1時から東京・虎ノ門パストラルホテルで警察政策フォーラム「外国人との共生と治安の確保」を開く。聴講希望者は3月10日午後1時までに警察政策研究センター(FAX042-330-1308)まで、名前、勤務先、自宅または勤務先の電話番号、メールアドレス、ファックス番号、東京フォーラム参加と書いて、申し込むこと。

 今回のフォーラムは国内での外国人登録者が200万人を超え、北関東や中部地域では住民の1割以上が外国人という自治体が出てきているなどから、言語や生活習慣の違いなどから発生するトラブルの回避など、共生への方策の指針を見出すきっかけになればと開かれる。

 当日はベルファスト女王大学犯罪学および刑事司法研究所長のキーラン・マクイーボイ氏がイギリスにおける外国人との共生と治安と題して基調講演するほか、グライフスヴァルト大学教授のクリステイーネ・モルゲンシュテルン氏がドイツの犯罪抑止システムにおける外国人の犯罪者・被害者について講演する。このあと、パネルディスカッションが予定されている。(基調講演には同時通訳がある)。詳しくは警察大学校警察政策研究センター(担当・黒川氏か深澤氏)TEL042・354・3550(内線3413)