北米でのSUV新車販売事業を来年1月で終了

2008年02月15日 11:00

 CV(トラック)事業、PT(ディーゼルエンジン、コンポーネント)事業を推進
 トラック販売台数35万台を目指す
 いすゞ自動車株式会社

 いすゞ自動車株式会社は北米でのSUV(スポーツユーティリティービークル)の新車販売事業を、2009年1月で終了する。ただし、SUVの部品・サービス事業については、今後も継続していく。
 今後はCV(トラック)事業、PT(ディーゼルエンジン、コンポーネント)事業を進めていく。CV事業では本年から始まる新たな中期経営計画における、海外トラック販売35万台を目指す。
 「現在販売しているGM-OEM車(アセンダー、iシリーズピックアップトラック)に代わる次世代車モデルやいすゞの自社製モデル投入によるSUV事業の継続が見込めないという結論に達し、今回SUVの新車販売終了を決定した」という。
同社の北米SUV事業は1980年アメリカンいすゞモーターズ(後にISZAに統合)設立に始まり、1998年には年間販売台数が10万台を超えた。2002年にはGM-OEM車を導入。しかし販売台数は減少し、2007年には年間7000台程度となった。