ロートレック展

2008年02月14日 11:00

 3月9日まで
 サントリー美術館

 サントリー美術館は19世紀末パリの大衆文化に活躍した画家・ロートレックの多彩な活動を紹介する「ロートレック展」を3月9日まで、東京都港区赤坂9―7―4 東京ミッドタウン ガーデンサイド(総合受付)ガレリア3階で開いている。同展は3月9日まで。
 公開されているのはアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの油彩画、素描、ポスター、版画を中心に、19世紀末の大衆文化を伝える関連資料など約250点。
この中にはオルセー美術館初公開の油彩画、水彩画、素描を含むロートレックコレクションをはじめ、サンパウロ美術館など国内外の美術館から集めた名品、作家としても円熟期を迎え活躍した晩年10年間の版画、ポスターなど、ロートレック芸術の全てが紹介されている。
開館時間は日曜、月曜、祝日午前10時から午後6時。水曜から土曜まで午前10時から午後8時(2月10日の日曜日は午後8時まで)。入館は閉館の30分前まで。
入館料は当日 一般1300円(前売り1000円)、大高生1000円(前売り800円)、中学生以下無料。火曜休館。

■ アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック■
1864年南仏アルビ生まれ。生家はフランスの伯爵家。1901年没。37歳。13歳で左大腿骨を、14歳で右大腿骨を骨折し、脚の発育が停止し、身体障害者となる。「ムーラン・ルージュ」などのポスターも多く描き、ポスターを芸術の域まで高めた。