社民党の福島党首 参院選敗北で引責辞任

2013年07月25日 21:33

 社会民主党の福島みずほ党首は25日の常任幹事会で「さきの衆院選での敗北、今回の参院選での敗北の責任はひとえに党首である私にある」として、敗北の責任をとり「党首を辞任する」して、同日辞任した。

 福島党首はさきの衆院選挙の結果について、すでに自らの責任を感じていたとし、ただ、参院選挙が半年先に迫っていたため、党首としてこれに全力であたる考えで取り組んだとした。しかし、今回、改選前の比例の2議席を守れず、1議席になった結果を踏まえ、自らの責任があるとして辞任した。

 福島氏は「党首は辞任したが、社民党の中で、粉骨砕身頑張っていく」と党員として社民党のめざす政策実現に全力であたる決意を示した。

 また、次期党首に対しては「党が心ひとつに、一致団結して、国民のみなさんの期待に応えていける党にしていただきたい。わたしも支えていく」とした。

 福島氏は同日夜、ツイッターでも「党首は辞任したけれど、社民党の議員として、さらにフットワーク軽く、パワーアップして、多くの人と連携して、脱原発・憲法改悪阻止・反TPP,雇用の立て直しなどをやっていきます」と決意を表明した。(編集担当:森高龍二)