貯蔵タンクから300トンの汚染水 第一原発

2013年08月20日 20:03

 東京電力福島第一原発の原子炉冷却用に使用された放射性物質汚染水が貯蔵タンクから300トンあまりも漏れ出していた。貯蔵タンクからの流出は今も続いている可能性があり、漏れ出ている箇所は特定できていないとい、原因究明と迅速な対応が急がれている。

 東京電力が20日、発表した。1000トンの貯蔵タンクに700トンしか残っていなかったためで、東電は汚染されたと見られる土壌の回収とともに、汚染の広がり範囲など調査するとしている。汚染地下水の海への流出問題も深刻なだけに原発事故の収束の難しさを改めて浮き彫りにした。

 東電によると、漏れ出た汚染水からはストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり8000万ベクレルと法定基準の260万倍以上の濃度で検出されていた。(編集担当:森高龍二)