民主党 高木代表代行ら23日に訪韓

2013年09月20日 08:25

 民主党の大畠章宏幹事長は19日の記者会見で「24日に野党幹事長懇談会を朝食懇談会の形で開く」と語った。大畠幹事長は東電福島第一原発汚染水対策について「早急に国会を開き、国民と福島県民に事実を明らかにすることが必要」とし、「閉会中審査と臨時国会期日の前倒しを呼びかける」。また「消費税率引き上げの判断やTPP政府間交渉、シリア情勢、議員定数削減問題などについても意見交換したい」考えを示した。

 大畠幹事長は髙木義明代表代行を団長に23日に韓国を訪問するとし「海江田新体制として政権与党のセルリ党や国会議長を訪ねるとともに政府高官と面談する」とした。大島幹事長は、会談では「当面する課題等について率直な意見交換をし、問題解決の道筋をつけたい。海江田万里代表の訪韓についても準備を進めており、協力を要請したい」とした。

 海江田万里代表は前日に李丙琪駐日韓国大使の訪問を受け「日韓関係が非常に不安定と言われているが、議員の方々が韓国を訪問され、関係安定化のためにご尽力いただければありがたい」と訪韓要請を言われていた。その際、髙木義明代表代行を団長として23日に韓国を訪問することを伝え、「互いが頻繁に行き来することが大切」と語るとともに、韓国が行っている日本産水産物の輸入禁止措置の早期解除を要請した。訪韓ではこうした案件も取り上げることになる。(編集担当:森高龍二)