安倍内閣の新しい副大臣の顔ぶれが決まった。30日午後7時から認証式が行われた。副大臣のうち、総務、文部科学、厚生労働、経済産業で女性の副大臣が誕生した。
菅義偉官房長官は今回の人事について「日本経済の再生、東日本大震災からの復興、危機管理の徹底という3本柱を実現するために適材適所の人事を行った」と総括した。
そのうえで菅官房大臣は女性の副大臣が1人から4人に増えたことについて「(政府として)経済界などに女性の登用を要請しており、(安倍内閣としても)自ら率先して、登用させていただいたということ」とした。
また、大臣政務官人事では、小泉進次郎衆議院議員を内閣府大臣政務官と復興大臣政務官兼務で就任させた。菅官房長官は「自民党青年局長のときから、被災地に出向き、復興のために全力で取り組んできたので、実績を考慮すると同時に、幅広く見てほしいという思いの中で」兼務とした旨を語った。
菅官房長官は「小泉議員は被災地の皆さんの思いを非常によく汲み上げていると思うので、そうした思いを政務官として、政府内で実行に移してくれることを期待している」と述べた。
なお、女性の副大臣は次のみなさん。総務副大臣は上川陽子衆議院議員、文部科学副大臣は西川京子衆議院議員、厚生労働副大臣は土屋品子衆議院議員、経済産業副大臣は松島みどり衆議院議員。(編集担当:森高龍二)