日米双方にとっての安全保障で前進 官房長官

2012年09月20日 11:00

 藤村修官房長官は19日夕の記者会見でオスプレイの沖縄配備に関し、日本の安全保障の分野において(ヘリからオスプレイにかわることになれば、在日米軍全体の抑止力のレベル、東アジア、東シナ海においても)格段にあがるとの認識を示し、「日米双方にとっての安全保障の面で前進だと受け止める」とした。

 また沖縄に対しては「さまざまに説明を丁寧にしていくことに尽きる」とした。また、森本敏防衛大臣が来週にも沖縄を訪ね、説明していく予定と聞いているとした。

 森本敏防衛大臣はこの日、朝の記者会見で「沖縄については依然厳しい状態にあることは今までに3回参上して状況を説明して分かっているが、政府として今回、オスプレイの安全を確認する作業が終了したので、その経緯と日米合同委員会の合意が遵守され、知事がおっしゃっているようにそれが確認できるか、手立てについて丁寧に説明したい」と知事に改めて最新の状況を説明するとともに、理解を得ていきたい旨を強調した。(編集担当:森高龍二)