民主党の海江田万里代表はNSC修正法案について「5日が大事な1日になる」と語った。またNSCでの会議のやり取りを議事録に残すよう求めていることについては「議事録は大事だ。情報は国民共有の財産であり、何十年か経った時点で公開されることがあって初めて政府の責任者が歴史の判断に耐えうる(判断をする)ということになる」と議事録作成の重要性を強調した。
海江田代表は「是非、議事録をつくり、後世の歴史に耐えるような行動をとらなければいけない」との考えを示した。
また大畠敦政調会長代行も「国の権力が集中するわけなので、緊張感を持ったやりとりでなければいけない。議事録を残すということは後世に、意思決定に対して時代が検証できる。その意味でも必要だ」との考えを示した。
自民党の中谷元特命副幹事長は議事録作成について「情報公開法改正案も提案されているので、そういう中で検討したいと思うが、弊害として、発言が抑制される(可能性や)、本当に思っていることが語られる意見具申が制約されるようなことも考えられる。自由に意見が語られることにブレーキがかかる」として、議事録作成には消極的な姿勢をみせている。(編集担当:森高龍二)