【今週の展望】外部環境が好転し、ひとえに需給の改善待ち

2013年11月10日 20:06

 今週、11月第3週(11月11~15日)は、5日間の取引。11日はアメリカでは第一次世界大戦の終戦を記念する「ベテランズ・デー(復員軍人の日)」で証券取引所は開くが薄商いが予想される。銀行休業日で債券の取引は休場。海外主要市場の休場は、11日はカナダでは「リメンバランス・デー」の祝日でトロント市場が休場する。14日は「イスラム暦新年」でインド・ムンバイ市場が休場。15日は「共和制宣言記念日」でブラジル・サンパウロ市場が休場する。

 国内の経済指標は、11日は9月の国際収支、10月の倒産件数、景気ウォッチャー調査、12日は10月のマネーストック、9月の第三次産業活動指数、10月の消費者態度指数、工作機械受注、13日は9月の機械受注、10月の国内企業物価指数、14日は7~9月期のGDP、9月の鉱工業生産確報値、稼働率指数が、それぞれ発表される。

 主要企業の決算発表スケジュールは次の通り。3月期決算企業の9月中間期決算も終盤で、19日に発表を残している保険業界以外は来週で終了する。メガバンクなど金融大手や12日の建設大手が注目されそうだ。

 11日は浜松ホトニクス<6965>、DIC<4631>、千葉銀行<8331>、ふくおかFG<8354>、静岡銀行<8355>、京都銀行<8369>、東急<9005>、光通信<9435>、サンドラッグ<9989>、住友倉庫<9303>、古河機械金属<5715>、岩谷産業<8088>、大王製紙<3880>、東和薬品<4553>、ナノキャリア<4571>、太陽誘電<6976>、第一興商<7458>、ショーボンドHD<1414>、エナリス<6079>、アサツーDK<9747>など。

 12日は大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>、日揮<1963>、明治HD<2269>、トレンドマイクロ<4704>、USS<4732>、太平洋セメント<5233>、いすゞ<7202>、りそなHD<8308>、三井住友FG<8316>、戸田建設<1860>、熊谷組<1861>、五洋建設<1893>、中越パルプ工業<3877>、ゼンショーHD<7550>、ニプロ<8086>、前田建設工業<1824>、三井住友建設<1821>、テンプHD<2181>、ユーグレナ<2931>、ロート製薬<4527>、大幸薬品<4574>、平和<6412>、パイオニア<6773>、MUTOHHD<7999>、リゾートトラスト<4681>、ダイフク<6383>、タカラトミー<7867>、ペプチドリーム<4587>、東洋ゴム工業<5105>、デジタルガレージ<4819>、セイコーHD<8050>、三井倉庫<9302>など。

 13日は電通<4324>、大塚HD<4578>、東映<9605>、飛島建設<1805>、北越紀州製紙<3865>、サニックス<4651>、日本農薬<4997>、日本橋梁<5912>、アイフル<8515>、鉄建<1815>、アイロムHD<2372>、グリー<3632>、フィスコ<3807>、ケネディクス<4321>、ラオックス<8202>、ミズノ<8022>、サンマルクHD<3395>、高砂熱学工業<1969>、東洋エンジニアリング<6330>など。