安倍晋三総理は16日から17日の日程でカンボジア・ラオスを公式訪問し、各国で首脳と会談する。総理の訪問は両国ともに13年ぶりになる。
菅義偉官房長官は「カンボジア・ラオスは2015年のASEAN共同体発足をにらみ、地域の一体性を高めていくうえで重要なパートナー」と位置づけている。
安倍総理の訪問について、菅官房長官は「経済関係のみならず、政治・安全保障・人的文化交流など幅広い分野で一層両国関係を強化していく」とした。また、「地域情勢や国際社会が直面する課題についても意見交換していく」と語った。
安倍総理にとっては今年5回目の東南アジア諸国訪問になる。菅官房長官は「今回の訪問で日・ASEAN 友好協力40周年にあたるすべてのASEAN諸国への訪問の締めくくりになる」とするとともに「12月に東京で開く日・ASEAN特別首脳会議にむけての連携強化も図りたい」と訪問の狙いを語った。(編集担当:森高龍二)