自民党の石破茂幹事長は22日の記者会見で、安倍総理から名護市長選挙は残念だったが、(米軍普天間飛行場の名護市辺野古への)基地移設は基本方針に則して進めていきたい旨の発言があったと語った。
また、石破幹事長自身の名護市長選挙の結果の受け止めについては「実質候補者が一本化できたのが、昨年の暮れということで、3週間ぐらいの期間しかなかった」としたうえで「負けは負けであるので、そのことを率直に認め、反省もし、今後の糧としなければならない」と語った。
また「厳しい状況の中で、当初、現場の皆様方に非常によく頑張って頂いたし、党本部としても参議院比例代表選出議員をはじめとして、皆様方にお世話になった」と話した。
そして、総理の「基本方針に則して進めていきたい」との発言の趣旨については「移設に向けたプロセスを粛々と進めていきたいというようなご趣旨だったと思う」と説明した。政府は来年春の着工を目指したい意向。(編集担当:森高龍二)