今週、2月第2週(2月10~14日)は11日が「建国記念の日」の祝日休場なので4日間の取引。14日はタイが「マーカブーチャー(万仏節)」という仏教行事で休場する。政治の混乱が長引くと「仏の顔も三度まで」だ。日本じゅうの関心がソチ五輪に向きそうな1週間だが、マーケットの関心は11日は下院、13日は上院でのイエレンFRB新議長の議会証言に集まる。失言は許されない。14日は日経225オプション、225先物ミニの特別清算指数を算出する「マイナーSQ」だが、日本じゅうの女子が騒ぐ「バレンタインデー」でもある。日銀の「バレンタインデー緩和」は2年前だったが、あれから政権も日銀の総裁、副総裁も交代し、日銀はもっと大胆な「異次元緩和」に踏み切ったので、はるか昔の出来事のように思える。
国内の経済指標は、10日は12月の国際収支、1月の消費者態度指数、景気ウォッチャー調査、12日は1月のマネーストック、12月の機械受注(1~3月の見通し)、第三次産業活動指数、13日は1月の国内企業物価指数、首都圏・近畿圏新規マンション販売件数が、それぞれ発表される。14日は「マイナーSQ」の日になる。
主要企業の決算は、3月期決算企業の4~12月期や、12月期本決算の発表が続く。
10日はUSS<4732>、東和薬品<4553>、ダイキン<6367>、サンリオ<8136>、日産<7201>、日産車体<7222>、東急<9005>、関西ペイント<4613>、大王製紙<3880>、カネカ<4118>、浜松ホトニクス<6965>、ライオン<4912>、サンドラッグ<9989>、ニチアス<5393>、ラウンドワン<4580>、大気社<1979>。
12日はソフトバンク<9984>、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>、熊谷組<1861>、日揮<1963>、日医工<4541>、ナノキャリア<4571>、太平洋セメント<5233>、三菱マテリアル<5711>、SMC<6273>、千代田化工建設<6366>、古河電工<5801>、DMG森精機<6141>、ヤマハ発動機<7272>、T&DHD<8795>、三井不動産<8801>、東京建物<8804>、光通信<9435>、セコム<9735>、ホシザキ電機<6465>、テンプHD<2181>、パイオニア<6773>、シチズンHD<7762>、MUTOH-HD<7999>、セイコーHD<8050>、岩谷産業<8088>、青山商事<8219>、サッポロHD<2501>、アサヒGHD<2502>、タカラトミー<7867>、大幸薬品<4574>。
13日は明治HD<2269>、キリンHD<2503>、電通<4324>、大塚HD<4578>、第一生命<8750>、東京海上HD<8766>、住友不動産<8830>、藤倉ゴム<5121>、長谷工<1808>、アイフル<8515>、ユーグレナ<2931>、enish<3667>、ドワンゴ<3715>、昭和電工<4004>、エア・ウォーター<4088>、住友ゴム<5110>、住友大阪セメント<5232>、日本橋梁<5912>、太陽誘電<6976>、エイベックスG<7860>、デジタルガレージ<4819>、鉄建<1815>、リプロセル<4978>、Jトラスト<8508>、トーヨーカネツ<6369>、ホーチキ<6745>、ぴあ<4337>、高砂熱学工業<1969>、阪和興業<8078>、東洋エンジニアリング<6330>。
14日はサントリー食品<2587>、楽天<4755>、東燃ゼネラル石油<5012>、昭和シェル石油<5002>、三井海洋開発<6269>、NKSJHD<8630>、MS&ADHD<8725>、ソニーFH<8729>、新日本科学<2395>、マブチモーター<6592>、マツモトキヨシHD<3088>、SUMCO<3436>、カイオムバイオサイエンス<4583>、日本農薬<4997>、リブセンス<6054>、コスモ・バイオ<3386>、Klab<3656>、フルキャストHD<4848>、横浜ゴム<5101>、学研HD<9470>、東映<9605>、DIC<4631>、グリー<3632>。
13日、新年第1号の新規IPOとして東証マザーズにアキュセラ・インク<4589>が新規上場する。シアトルが本社のアメリカ企業で、今では珍しくなった外国株の上場。眼科領域に特化したバイオテクノロジー事業を行っている。資本金は3186万ドル(約32.5億円)でマザ<ーズとしては大型。公開価格は1800円。新年第1号IPOの「初値>公開価格」は引き分けをはさんで12連勝中だ。