日産の新軽自動車が好調 発売1ヶ月で2万8000台を受注

2014年03月15日 11:06

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日産デイズ ハイウェイスターX/日産デイズ ルークス ハイウェイスターXGパッケージ。「日産デイズ ルークス」の販売目標台数は5000台/月で、総受注台数2万8000台(3月13日時点)、「日産デイズ」の販売目標台数8000台/月で、総販売台数は10万6318台(2月末時点)となった。

 日産のデイズシリーズ第2弾 新型「日産デイズ ルークス」が好調だ。日産自動車<7201>は13日、同社が2月13日に発売した「日産デイズ ルークス」の受注台数が、発売後1か月を経過した3月13日時点で2万8000台に達したと発表した。これは月販目標台数の5倍を大きく上回る台数。さらに、同社が13年6月に発売した日産デイズシリーズの第1弾「日産デイズ」の総販売台数が、10万台を突破したこともあわせて発表した。

 日産は、究極のエコカーとして「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱としたCO2排出量の削減に取り組んでいる。「日産デイズ ルークス」は、日産が初めて企画から参画した軽自動車「日産デイズ」に続く第2弾となるモデルだ。日産自動車と三菱自動車工業との合弁会社であるNMKVを通して、商品企画・開発を行った。全高1700mm以上のハイトワゴン軽クラストップであるという1400mmの室内高やスライド量260mmのリヤロングスライドシートは、ユーザーの様々なシーンでの利便性を高めている。

 また、車両周囲を上から見下ろしたような映像を映し出すアラウンドビューモニター、紫外線を約99%カットするスーパーUVカット断熱グリーンガラス、タッチパネル式オートエアコン、オートスライドドアなどの先進利便装備も数多く採用している。さらに、新技術のバッテリーアシストシステムの採用なども特徴だ。

 ルークスは「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が免税となっている。このため、エコカー減税として車種により3万9300円から5万5500円減税される。このエコカー減税と低燃費が販売好調の要因か。(編集担当:慶尾六郎)