選挙制度改革 数で押し切れば憲政史上に汚点

2012年08月27日 11:00

 公明党の漆原良夫国会対策委員長は選挙制度改革について、民主党が民主党提出の法案の国会審議を単独で進めていることに「数の力で押し切るのは許しがたい暴挙」と26日のNHK日曜討論でけん制した。

 漆原氏は「今出ている自民党案の審議をやらない、参考人を呼んでの審議もやらないで、自分のところの法案を押し切るということになったら憲政史上に汚点を残すことになる」と語り、単独審議をすすめ、衆議院で可決させて参議院に送る姿勢をみせる政府・民主を批判した。(編集担当:森高龍二)