株式会社リビジェンは、全国の10代〜30代の一般男女500人を対象に、「アイコン画像・プロフィール画像」についての実態調査を行った。調査期間は2014年3月18日。
「LINEのアイコン画像について当てはまるものを選択してください」と質問したところ、「自分の顔出しの写真」を選んだ人は13.4%、「プリクラ(自分一人が写っている)」は1.6%、「プリクラ(複数人が写っている)」は7.4%、「アニメ」は8%、「イラスト」は16.8%、「風景」は10.6%、「芸能人、有名人」は6.6%、「動物」は13.6%、「LINEは利用していない」は7.6%、「その他」は14.2%となった。
「Facebookのアイコン画像について当てはまるものを選択してください」と質問したところ、「自分の顔出しの写真」は17.4%、「プリクラ(自分一人が写っている)」は2.6%、「プリクラ(複数人が写っている)」は6%、「アニメ」は4.2%、「イラスト」は7.8%、「風景」は6.6%、「芸能人、有名人」は1.6%、「動物」は6%、「Facebookは利用していない」は35.7%、「その他」は12%となった。
「Twitterのアイコン画像について当てはまるものを選択してください」と質問したところ、「自分の顔出しの写真」は8%、「プリクラ(自分一人が写っている)」は1.8%、「プリクラ(複数人が写っている)」は5.6%、「アニメ」は7.8%、「イラスト」は14.2%、「風景」は5.2%、「芸能人、有名人」は5.6%、「動物」は8.2%、「Twitterは利用していない」は34.3%、「その他」は9.2%となった。
以上より、それぞれのSNSにおいて、もっとも顔出しの割合が高いのがFacebookであることがわかった。プリクラと合わせると5人に1人は顔出ししていることになる。Facebookは基本的に本名での登録が必要なうえ、友人同士でつながる機能があるため、現実社会とのつながりが強く、顔出しをしている人が多いものと考えられる。対して不特定多数に拡散される可能性がより高いTwitterでは顔出ししている人はわずか10%以下に留まっている。
顔出し以外では、アニメやイラスト風景などの画像を自分のアイコンとして使用する人も多い。顔出しのリスクがないためこちらを選ぶ人も多いかもしれない。ただし、盲点は著作権。「著作権や肖像権を侵害しているようなアイコン画像を身近な人が利用しているのを見たことがあるか」の問いに対して、「ある」は25.1%、「ない」は39.1%、「著作権や肖像権を侵害している基準が分からない」35.9%となっており、著作権侵害に対する意識が比較的に低いことが伺える結果となった。顔出しの有無にかかわらず、プロフィール画像の選定は慎重に行いたいものである。(編集担当:堺不二子)