4月の欧州新車登録、日本勢ほぼ好調

2014年05月19日 12:15

 4月の欧州新車登録台数において、ほとんどの日本メーカーが好調に推移した。16日に欧州自動車工業会(ACEA)が発表した4月の欧州連合(EU)での乗用車の新車登録台数によると、マツダ<7261>が前年同月比30.1%アップ、日産自動車<7201>が前年同月比22.1%アップ、三菱自動車<7211>が前年同月比19.2%アップ、スズキ<7269>が前年同月比7.6%アップ、トヨタ自動車<7203>が前年同月比4.8%アップという結果であった。日本勢では唯一ホンダ(本田技研工業<7267>)だけが前年同月比8.4%ダウンとマイナスであった。

 また日本のメーカー以外では、フランスのルノーが前年同月比16.1%アップだったのをはじめ、多くのメーカーが伸長した。しかしアメリカのゼネラル・モーターズ(GM)は前年同月比5.2%ダウンという結果であった。

 マルタを除く27ヶ国ベースでの4月の新車登録台数は、前年同月比4.6%アップの108万9226台であり、これで8ヶ月連続でのプラスとなった。主要な市場別に見てみると、スペインが前年同月比28.7%アップ、英国が前年同月比8.2%アップ、フランスが前年同月比5.8%アップ、イタリアが前年同月比1.9%アップという結果であった。しかしドイツは前年同月比3.6%ダウンであった。

 欧州連合の新車登録台数は回復傾向が続いているものの、好調であった1~3月の伸長と比較すると4月は鈍化した。3月の新車登録台数は前年同月比約11%アップであった。しかし4月は3月と比べて祝日も多く、そうしたことが影響したのではないかという分析も行われている。

 また今月12日、欧州自動車工業会の新しい会長として、ルノーの会長であり、また日産自動車の社長も務めるカルロス・ゴーン氏が選任された。カルロス・ゴーン氏は2009年にも欧州自動車工業会の会長を務めており、会長に就くのは今回で2回目となる。日本と欧州連合間では今、経済連携協定(EPA)交渉が進行中であり、その主要テーマである自動車に対してカルロス・ゴーン氏がどのような対応をとるのか、関心が高まっている。(編集担当:滝川幸平)