野田佳彦総理は衆議院の馳浩議員(自民)に答え、サイバー攻撃に対し「政府機関全体の情報セキュリティ対策の強化を図っている」としたうえで「迅速的確に対処するため、各府省庁が業務で得たサイバー攻撃に関する情報は内閣官房で集約し、政府一体で初動対処体制をとることにしている」と述べた。
また「必要な法整備や組織整備に努めてきたが、引き続き対策を進める」考えを示した。
馳議員が「国際ハッカー集団(アノニマス)が日本の政府機関や政党などが被害を受けたサイバー攻撃に関わっているとされるが政府機関や政党などを狙ったサイバー攻撃との関連性についてどう認識しているか」と質したのには「警察で事実関係を確認している」として「関連性については答えを差し控えたい」とした。(編集担当:森高龍二)